ナカティルの禁止は納得いなかったけど、さらに疑問しか無くなったので書いてみた。

新規禁止カードの罰する火とナカティルが禁止に値するか、The Finals 2011の結果からみてみる。

成績優秀者デッキリスト(21デッキ)から、両カードの使用デッキ数と使用率を調べてみた。

罰する火 使用デッキ7つ 使用率 26.2%
ナカティル 使用デッキ3つ 使用率 14.2%

罰する火を使用したデッキは全体の1/3と多いけど、ナカティルは1/7と以外と少ない。
というか黒緑系のジャンドと殻コンボばかりである。

参加者が108名と少なく、トッププロが参加していない大会なので何とも言えないが、Zooとチェインコンボ中心の世界選手権とプロツアーと比べて大きくメタが変化している。
プロとアマのデッキ選択の違いや、国や地域の違いもあるかもしれないが、11月までと比べて違っているのは明らかである。

改めて両カードの禁止理由を見てみると

・罰する火
タフネス2以下の生存権がなくなる。3マナ1点の安定したダメージ源。

・ナカティル
Zoo中心のメタの防止。デメリット無し1マナ3/3バニラとか強すぎる。他の優秀な1マナクリーチャーを選択させる。

罰する火については禁止理由の通り、タフネス2以下中心のウィニーデッキ(特に部族系)が活躍できていないので当然だと思う。

しかし、ナカティルはどうだろうか?
The Finalsの結果だけみると、ナカティルの驚異はそれほど感じられない。(ジャンドが強すぎる)
今後のメタはジャンドと殻中心で動いていく可能性があり、その両デッキの対抗馬であるZooが弱体化を食らってしまえば、さらに両デッキに流れていく可能性は高い。
もし、両デッキばかりになってしまったら今度は血編みと殻を禁止にするのだろう。

大量禁止を出す前にプロアマが出場できる大きなオープン大会(グランプリ)を複数開催しなかったのは完全にミスであり、一部のプレイヤーしか参加できない大会のみでテストし、メタが固まっていないのに大量に禁止を出して、期待の新フォーマットを無茶苦茶にした責任は重いと思う。

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